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●二上山夕景

◆渡来系民族による「出雲族」の封印ー


 先日、桜井市内の三輪山の東隣の(実は続いているのだ )巻向山へ登った。車道(舗装林道)の突き当たりに「奥不動寺」(WC有り)がひっそり建っている。老夫婦の後息子さんが最近守りをしているそうである。

 広い駐車場の右手階段から登り奥へ五分位進むと分岐点に出合う。まっすぐ下りると黒崎村方面へ。右へ行くと三輪山に続くので「立ち入り禁止」になっている。(行った事はあるが岩がごろごろしてる。)左へ行くと「ダンノダイラ」という大昔出雲族の末裔の一部がそこに住んでいたといわれる住居跡や滝からの水路跡も遺跡として残っているがくぼみや溝があるだけである。なだらかな丘の中心に(古代中国の五行思想の)「天壇跡」があったといわれる。想像してみれば神聖空間にも感じられる。ここに来るのはマニアックな場所だから古代史に興味を持つ人くらいだろう。

 手前近くには大きな磐座(イワクラ)が鎮座している。古代より鷲峯山(ジュブサン:笠山荒神社が在る)に至るまでの山岳地帯は一大パワフルゾーンで弘法大師をはじめ高僧から修験者に至るまで修業の場であったそうで宗教的なメッカだったそうである。神社の前にある地元食堂には名物の手打ち「笠そば」があり蕎麦本来の味がして美味しい。


 神話にはどんな真実が隠され何が書き残されているのだろうか。神道の祀られている主神は天照大神アマテラス>である。調べて行くにつれだらけである。だからハマリつつ面白いのかも知れない。^^

 「真の闇の帝王」であるアマテラスの義弟達(忌部氏)は「日向族」の人間である。彼らは「渡来系民族」の力を借りて「出雲族」の封印に乗り出したという。

 出雲族も日向族も「アマ族」と呼ばれる<渡来人>なのだが、ここで言う渡来系は「秦氏」のことである。彼らはユダヤ人原始キリスト教徒「エルサレム教団」の末裔で、その中核が「イエスメ―ソン」でなのある・・。

 では、なぜ秦氏は「忌部氏」の「出雲族封印に力を貸したのか…。それは、両者が共通する部族だったからに他ならない。忌部氏(千数百年間営々と天皇家の儀式にも関わっている忌部氏は四国にその子孫がいるそうだ。youtube参照)彼らは王を影で動かすという希(まれ)な<祭祀一族>でもあったのだ。

 「日向族」の中核は南ユダ王国のユダヤ人だったというのが仮説だが、恐らく忌部氏は祭司レビ族の末裔であったのだろうと思われる。


 一方、秦氏の中核であるイエスメ―ソンは「賀茂氏」と呼ばれているが、賀茂氏も「レビ族」だったと言われているのだ。

 通説によると、秦氏は4世紀中頃、九州北部に多勢上陸して連合国を成し、高度な土木技術で日本文化の基礎を築いたといわれている。

 九州北部は日向国であり、忌部氏と秦氏が同盟を結んだということである。秦氏の中核が忌部氏で、忌部氏の中の忌部氏が「賀茂氏」だという説があるが、真相は賀茂氏が忌部氏と提携して同化したのであろう。但し、同じレビ族という意味では同族であり同族同士の協定という事がいえる。

 賀茂氏は「八咫烏」(ヤタガラス)とも呼ばれているが、『先代旧事本紀大成経』に次のように記されている。

 「八咫烏は天照大神の直属の組織を持つ使者であり、忌部氏の斉元神道を継承して天皇を守護する使命を持ち、鳥居を創建して全国の神社を取り仕切る」

 高度な土木技術や建築技術を持つ秦氏は、文字通りフリーメーソンであり、中でもイエスが説いたカバラの奥義を継承する賀茂氏(イエスメ―ソン)は「秦の闇帝王」となったのである。

 アリオンは、『日月神示』を降ろした神「ルシファー(国常立尊)」と同じ霊統だと名乗っているが、その『日月神示』には「この神に鳥居と注連縄は要らんぞ」と示されており、鳥居や注連縄が「封印」の型である事が明らかにされている。

 そういえば、大宇陀方面には八咫烏神社が在り又その片田舎には無名の神社があり、そこは鳥居がないという珍しい神社であった事を思い出した。

 そして、賀茂氏天皇家の祭祀を一手に握る裏神道の総元締めであると同時に、陰陽道の宗家でもあり、賀茂保徳や役小角(えんのおぬず:奈良県五條市大澤の大澤寺=だいたくじを創建した修験者)、安倍晴明(陰陽師といわれる)等の呪術者を輩出したといわれる。

 陰陽道とは祟り神を東北(丑寅=艮)の方角に封印した呪術で、その為祟り神は「艮の金神」と呼ばれて忌み嫌われている。また、艮の方角を「鬼門」と呼ぶことから分かる通り、良の金神(うしとらのこんじん:方位神の一つ。)は「鬼」である。

 アリオンによると、「スサノオは艮の金神とも呼ばれている」という。『日月神示』では、艮の金神は龍神の総大将「国常立尊」だとされている。封印された龍神の総大将とは「ルシファー」のことであり、スサノオの堕天神話とルシファーの堕天神話の一致から検証すると、以下の等式が成り立つのだ。

 「スサノオ=艮の金神=国常立尊=ルシファー」となる。

 それは、鬼・祟り神・悪神・堕天使・サタンなどと呼ばれる闇の帝王たちが日本列島に施した大規模な呪術によって封印されて来たという事なのである。

 それによって、日本人が本来の力を発揮できなくされてしまったというのである。この一説は信憑性もありそうなのであるが・・。良心の人がこの混沌とした世に問いかけ知らせない限り、意図的に知らされない事と知らない事はまだまだ沢山あるのだ。

 批判を覚悟して極論を言ってしまうならば、・・日本は呪われて建国された国だったのであろうか。知らされた我々はまず、真の闇帝王の呪いを解き、封印を解くことに全力を上げる必要があるのだという事だろう・・。

 古代から続くこれからの真の歴史はどう動いていくのだろうか。出来れば善い方向へ向かって欲しいのは言うまでもない事である。


本日もご拝読頂き誠に有り難うございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。


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【美爽煌茶(びそうこうちゃ)】