◆シニアライフの希望と選択準備―――20170521-046
作家でエッセイストの阿川佐和子(63)さんが5月17日、一般男性と結婚したことを発表した。お相手は69歳の元大学教授。阿川が63歳にして初婚ということに驚きの声が上がっているが、実はここ数年“シニア婚”が急増しているのだ。
「熟年離婚の増加や高齢化社会の影響からか、近年50~60代の婚活が活発になってきています。熟年離婚や配偶者と死別した高齢者の再婚も増えているのですが、中高年層の初婚も急増中。50代の初婚は、10年前と比較するとなんと1.5倍という数字が出ています」(シニア向け婚活に詳しいフリーライター)
一昔前までは27歳が女性の結婚適齢期とされていたが、そんな感覚は時代遅れということだろうか。“シニア婚”が急増している理由を、前出のフリーライターはこう分析する。
「いまの中高年世代はとにかく若々しくて元気な人が多い。健康寿命も延びていますからね。つまり“アラ還”であっても今後20年、30年と、まだまだ人生は長いのです。彼らが『これからも人生を謳歌したい、晩年を一緒に過ごす相手が欲しい!』と思うのは自然の流れかもしれませんね~。」更に50歳を過ぎてからの結婚には、実は意外なメリットが沢山あるという。
「まず、この世代には金銭的に余裕のある人が多いです。定年している人であれば、時間的な余裕もありますね。いままでの貯蓄や退職金、年金でのんびり老後を過ごせるわけです。…
そして“シニア婚”の場合、親が結婚に介入することはまずありません。若者同士だと『うちの子にはもったいない』と高望みする親に結婚を邪魔されることもありますが、お互い60歳を超えていればそういう心配はしなくていい。
逆に介護問題はありますが、アラ還同士なら、親の介護も最初から分かった上で相手を選べます。最後に、妊娠や出産に悩まずに済むこと。不妊治療の壁にぶち当たってギクシャクしたりする夫婦が多いなか、これは“シニア婚”ならではのメリットと言えるでしょう」(前出・フリーライター)
阿川は自身の結婚について「今後はできることなら、互いの健康を気遣いつつ、足腰が丈夫なうちにできるだけたくさん好きなゴルフをし、おいしいものを『おいしいね』と言い合い、くだらないことに笑い合って、ときどき言い争いつつ、穏やかに老後を過ごしていければ幸いかと存じます」とコメントしている。
アラ還こそ、現代の結婚適齢期なのかもしれない。 (エキサイトニュースより抜粋 )
加太の癒しの夕陽
シニアライフを楽しむ為には、その時が来てからでは遅いので、そうなる前に考えておきたいことが当然あります。老後の過ごし方は人それぞれで、年齢を重ねてみないことには分からない未知の世界でもありますが、何も考えることなく老後の生活が始まってしまうと、自分でも予想していなかったようなスピードで老化が進んでしまう可能性もあるため準備をしておくのはとても大切な事です。
サラリーマンは定年後になる前にアルバイトや趣味などを持つことも重要なのですが、それ以前に活動できる「体力」と「気力」を維持できる努力をする必要があり、重要なポイントでもあります。
サラリーマンなら厚生年金や退職金がありましょうが、経済低迷の昨今、細々と自営業を長年やって来られた方は少ない個人年金位で健康保険もガッポリ取られます。収入が不安定な自営業の方の場合は生活の見直しを迫られ、衣食住や行動半径が限られて来ます。病気にでもなれば最悪の事態になり生活保護の申請に繋がりかねません。それ故に「体力」と「気力」を維持しなければならない訳なのです。
仕事においても高齢者に出逢いますが、栄養の偏りと運動不足による肥満や病気に悩んでいる方が少なくない事に気づかされています。更に独居老人が増えて孤独に陥っている人々にも遭遇します。気付けば出来るだけ早めの準備が必要だと思います。自分の場合は数年前から登山も始めており健康は回復致しました。
休暇村 紀州加太 の展望台
★本日もご訪問ご拝読頂き誠に有り難うございます。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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